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2010年12月8日水曜日

腹からの自信~早稲田での就職支援セミナー










みなさん、こんばんは。
きょうは、先月末に行った
早稲田教育センターでの
就職支援セミナーについてです。

「今までハウツーを中心に学び、
そこから答えをみつけてきましたが、
大崎さのお話によって
本質的な大事なことを教えてくれてありがとうございました」

とは、後日、
受講くださった学生さんからいただいた
感想メールです。


どうもありがとうございます!


私がお話ししたことの
結論からいうと、

「腹からの自信」のなき、
夢物語や、
コミュニケーションノウハウ、
自己プレゼンテーションは、

無意識に相手に伝わってしまうものです。

だから、

「腹からの自信」を感じられる話題で
プレゼンテーションしましょう。


みなさんは、このひとに「お金を渡してもいいな!」と
感じられるのはどのようなひとでしょうか?

誠実さ、明るさ、正直さ・・・。

価値観によって、じつにさまざまなポイントを
あげられることはできます。

その一方で、これらすべてのファクターを
支える、重要なエッセンスがあります。

それは、

「このひとがいいな!」

という安心感を相手に感じさせられるか、どうかです。

その「安心感」を相手に感じさせられるものが、

発信者の「腹からの自信」です。









どんなに理路整然と、立て板に水のように
弁舌をふるうことができたとしても、
それが「腹からの自信」に支えられていなければ、
相手に見破られて、見向きもしてもらうことはできません。

某会社の人事部で採用をしていた友人のセリフが
私には印象的でした。

「自信のある人間は目をみればわかる」
「自信のある人はいい顔をしている」

というものでした。

面接官に対して、
企業の担当者に対して、
プレゼンテーションを行う相手に対して、

あなたがくりだしている、その言葉は、
「腹からの自信」に支えられているものかどうか?

参加くださった訓練生たちに
検討してもらいました。

もしも今、その「自信」を見失っていたとしたら?

ヒントは子供時代に眠っています。









子供時代に好きだったこと、
夢見ていたこと、

などをふりかえるワークをしてもらいました。

荒唐無稽だと思われてもいいんです。
そこに「あなたらしい自信を花開かせてくれるエッセンス」が眠っているからです。

私のあるクライアントは、
「お姫様」になることを夢見ていたのだそうです。

なんて素敵な夢なのでしょうか!
私は感激しました。

そして、その人の夢見た「お姫様」とは
どの要素から成っているのかを紐解いてもらいました。

そこには天真爛漫さや、人の注目を集めたいという想いが
隠されていました。









だから私は支援しました。

どのようにすれば、
大人になったこの現実で
天真爛漫さを発揮して
人の注目を集めることができるようになるのか、
ということを。

このかたは、バリバリの公務員職についていらしたのですが、
体調を崩して、仕事をやめました。
そこで見つけ直したのは、
「自己表現を活発にして、
人の賞賛を集められる舞台のうえに立つ
プロセスに入る仕事を探し直さなくてはいけない」
ということでした。

この方は今、翻訳の世界で活躍されています。
「腹からの自信」をもって語ることができるようになったので、
まさに夢だった「人の注目を集める」こともできるようになりました。

また、このセミナーでは、
ライブでセッションを行いました。

訓練生のおひとりにご登場いただき、
これまでに楽しかったことや
子供のころの夢をお話いただきました。

けれども、聞き手である
私の胸に深く飛び込んでくるものが
感じられませんでした。
「おや?」と
疑問に思っていたら、
ご本人も
「この辺りは、たくさん
考えつくしてきているところなんですけどね」
とおっしゃいます。


そこで私は切り口をかえました。

「最近、わくわくと楽しかったときのことについて
教えていただけますか?」

すると、マクドナルドでの
アルバイターとしてのお話をしてくださいました。
逆境にありながらも、
創意工夫を凝らしながら、
最終的には、業績向上につなげたエピソードでした。

そこに、
その方のファイト魂や反骨精神、
頭の良さを見て取ることができ、
「ほほー、なかなかやる方じゃないですか」と
私の心は動かされました。

実際に、その方の話ぶりを見ていると、
自然と、手が動き、膝が外に向かって
そわそわとうごいています。

まさに、その方の「腹からの」エネルギーが
外に向かって出ようとしています。

ほうっておいても
無意識に体がうごいてしまうほどの話は、

伝える力があります。

なぜなら、話し手自体も感動しているからです。










人を動かし、
人の信頼を得て、
お金を引き寄せる存在になることが、

就職活動を成功させるキーですが、

就職活動のための
ノウハウやロジックから逆算して

さもありなん自己PRを編み出すよりも、

真の自己に従うことのほうが、
はるかに就職採用率を高めることでしょう。

なぜならそれこそがオンリー1のパッションであり、

たくさんの人間の話を聞き尽くしている
人事担当の

「お!」と気を引く

独創性と独自性の高いメッセージを
発信することになるからです。

「こんな大変な時代なんだから、
自分らしさを出していられるか!
郷にいれば郷にしたがえ、なんだよ」

と反論する方もいるかもしれません。

それが「あなたらしさ」であるのなら、
その道も正解でしょう。

けれども「本当はもっと好きなことがある」というとき、
その想いにふたをしきることはできません。

なぜならーーーユングの言葉をかりますがーーー
私たちの無意識はいつなんどきも
現れたがっているからです。

いつか必ず、何かのトラブルの形として
現れ出ます。

人間関係、キャリア、健康、お金などの問題にです。

何かの問題に直面化したとき、
嘆かなくていいのです。

無意識に隠されてきた「意図」を見つけ出す
チャンスがやってきたしるしだからです。
それはあなたがあなたらしく生きるための
宝物を掘り起こすタイミングでもあります。

ただちょっぴりやっかいなのは、
「それ」はひとりで見つけるのが難しいという点です。

なぜなら現実的な目的のために、
いったんは「隠す」必要のあったものであり、

こころの奥深くで鍵をかけられて
息をひそめてしまっているからです。











ポイントは
その鍵をいっしょに掘り起こして、
こころの奥深くにある開かずの扉に
鍵をさして、ギーッと重い扉を開ける介添人を
見つけ出すことです。

こころある心理療法家が
そのチカラとなります。

転職や就職くについてもお悩みのかたは、
ぜひあなたが「いいな」と感じる
心理の専門家のもとをおたずねください。


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