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2012年12月5日水曜日

幸せの扉を開く奥義「逃げているものと仲良くせよ」(近況報告もかねて)

カウンセリングルームの隣の執務室(?)にて。
 
みなさま、こんにちは。
ゆうに6か月ぶりのポストとなりました。
 
私がブログやSNSにタッチしていないとき
それは自己探求のために冥府とつながっているときです。
外界をシャットアウトして、精神世界の深みにとっぷりと沈みきっているときです。
 
私は人生の津波に流されかけたとき
必要に迫られて導かれ
皆様の口コミのおかげさまもあって
深層心理のセラピスト(臨床的治療的ケースワーカー)となり
まる5年がたちました。
 
青山で1年半、赤坂見附にきて3年半です。
今年は、部屋をひとつ増やしたエネルギーの拡大期でした。
「おいおい、女ひとりで全60平米を回してるじゃん!」
小市民の私が目をまーるくしています。
(小市民の私の夢は平凡な家庭婦人になることなんだけどねw)
 
赤坂見附からくるときにあがる
牛鳴坂の電柱に広告を出しました☆目印にどうぞ。
 
 
それというのもすべて
みなさまのおかげと本当にこころより感謝しており、
その御恩に対して誠実でいるために
みなさまおひとりおひとりのこころからの幸せを本当に願っております。
その具体的な態度として
私自身、日々、無意識の神様に敬意を表して進んできています。
 
だいたいが、私という存在を専門家の目で分析、
その客観性を磨けば磨くほど
私は「よくもまあ、こんな特殊体質が
かろうじて生き延びることができてきたものだ」と
不思議でなりませんし、背後で神の恩寵をいただいているからと
本当に頭を垂れずにはいられませんし。
 
無意識の神様は24時間いつでもすぐそばにいますが、
意識を基準にしたとき、
比較的、不可思議なものとして感じやすいのが、
夜みる夢です。
 
そのなかでもユニークなカギを握っているのは「子供のころによくみた夢」です。
 
子供のころの夢をみなさんは覚えていますか?
 
子供のころの夢には、人生を読み解くための
大変重要な暗号が隠されています。
子供のころの夢がもっているパターンは
あたかも神話のごとく
そのひとの人生を決定していきます。
そのひとだけの特質と運命のシナリオが隠されています。
 
私は子供のときに常軌を逸した夢をたくさんみていますが
そのなかのひとつに
 
「透明感のある真紫色の夕焼けが
水平線いっぱいに広がるなかを
燃えるように真っ赤な太陽が7つ、
360度ぐるりと私を囲みながら沈んでいく」
 
というものがあります。
 
強烈なインパクトでした。
恐怖におののきました。
子供ながらに
「こんな狂った夢をみてしまう私っていったい!?」
と。
 
残念ながら、この性質を現実世界で
誰からも受け止めてもらうこともできず
私は傷つきを増やしていくことになります。
傷が無意識に増えているにもかかわらず
意識がそれを放置すればするほど
現実での「事件」は増えていきます。
 
私の「事件」は
全指向性に飛び出しました。
摂食障害、占い依存症、人格障害、神経症、多重人格、
記憶喪失、不安症、スピリチュアルクライシス、スピリチュアルエマージェンシー
こんなもんですから
恋愛も結婚も仕事もお金も
いつまでたってもグラウンディングできません。
現実をつくれない!
 
こんな自分をどう受け入れようか真剣に考えるきっかけとなったのは
専門家のなかでもとりわけ宗教じみた顔ぶればかりが集まる
私の師匠のグループの古株メンバーの方までもが
私の夢の話をきいて、うっかり「き◎がい」とつぶやいたこと。
ズバリ、これまた傷つきましたが、
それが現実の客観的価値観なのか!とがっかり
抑うつポジションにおちました。
 
が!真剣に考えなくてはいけません。
まともに現実界の価値観を中心に生きていたら
私はただの「き◎がい」かもしれませんが、
 
反対の世界からみれば
私のこの特殊な気質は何かの役に立つために在る!
 
と。
 
(実際、そうでもなければ某心臓外科医のドクターの
クライアントの方にご満足いただくセッションを
ご提供させていただくこともできなかっただろう、
などと思う私もいるにはいるのですがね)
 
そう信じて、こんこんと自己の内奥の深みへ降り立つことを
繰り返し、そのたびに古い「自我」(意識が構築してきたアイデンティティ)は
「死の悶え」を経験させられます。
 
「死の悶え」なんて、マゾでもないかぎり誰だって嫌でしょうが、
幸せになりたいひとへ差し出される、
無意識の神様からの挑戦状にはつきものだからしょうがない。
 
「勇気」「本気」「忍耐」「信頼」「愛」
のテスト(試練)なのです。
 
それを乗り越えられるからこそ
本物の自分だけの幸せ」を手にできるわけです。
それは充足の世界です。
頭でどうにかやりすごして理屈で考えて
「幸せです」と思い込むのとは違う
腹から満たされる、安らぎの境地です。
 
 
みなさん、幸せになりたいと思っていると思いますが、
 
幸せの方向性は、あなたが人生早期に信じてきた方向性とは
真逆である、ということを
 
私は力強くお伝えしたい。
 
1920年代の英国アンティークの
本棚一体型ライティングビューローを秋に購入。
古人たちの書物をひもとくときにこのデスクで。
わびやさびをめっぽう感じられて安らぎます。
 
たとえば私の魂は「愛と癒しの小説家」ですが
 
子供の時
 
「小説家なんて狂人の道。川端も三島も芥川も
みんな自殺しているし借金だらけだし、家庭はめちゃくちゃ、いやだもん」
 
と決め込んだせいで
私は自分の魂から目をそむけました。
これを読んでくださっているみなさんも
きっと「まあ、たしかにー」とうなずくことかと思います。
 
ですがね。
ここにまた無意識の神様のひとつの方程式が存在するのです。
自分が恐れたものを恐れ続けているかぎり、
その恐れているものに、呑み込まれて殺されてしまう。
わきゃー!
つまり私は「小説家を引き受けることから逃げているときに」
私が恐れた「自殺やお金の問題、めちゃくちゃな家庭」によってつぶされてしまうわけです。
なんて皮肉な!
いえいえ、逆をいうとめちゃありがたい話でもあるのです。
 
私は小説家を引き受けることができれば
生き生きと自由にお金と豊かさ、そして家庭に恵まれる---
 
(はず。←まだ新しい挑戦は始まったばかりなのでw
でも理論的にはそう!)
 
理屈では理解してきていますが、
腹からスイッチを入れるのには
えらく時間がかかりましたよ。
 
恐れていたのはほかにもたくさんありまして。
「孤独」「寂しさ」「ひとりぼっち」とかね。
 
でも、だめでしたね。
「本質」を引き受けないで
「孤独になるのいやだもん」とか
「さびしいのきらい」とか
孤独や寂しさから逃げていても
これまた結果的に孤独や寂しさに追い回されることになってしまう。
ああ、因果な。
 
どうしたらいいか?
 
自分が逃げているものと
たんまり仲良しになることなのです!!!
 
ああ、これは「真理」ですよ。
 
私でいうと「誰か素敵な恋人と一緒になりたい」「婚活する!」といって
「寂しさ」に背を向けるのではなくて!!!
 
誰よりも「寂しさ」こそが自分の最愛の恋人と思って仲良くすること。
 
そうおもって寂しさや孤独とこの1か月ほど仲良くしていたら
本当に手持無沙汰なのでw
仕方なしに「自分のなかにあるクリエイティビティで遊ぶか」という心境になってきた、
すなわち「小説」を書き始めたのです。はははは!
 
それにしても・・・ここまでたどり着くのに
どれだけ心を砕いてきたことでしょうか。
師匠とのセッションをくりかえしくりかえし
自分自身でもインナーワークと夢とのワークを
毎日、毎秒、毎分、毎時間くりかえし・・・。

「小説を書きなさい」と
はっきり「啓示の声」を元旦の朝に、
神社の鳥居の下をくぐったとき耳にしたときから
4年がたちました。
その後も恋愛の痛手もいくどもくりかえして
やっと私は自分の本質に
体感をもって目覚めることができました。
 
これもひとの「真理」ですよね。
「とことん痛い思いを味わいつくし、絶望にひたりきったあとに
はじめて目覚めることができる」
 
渦中にいるときはたまったものではありませんが
戦火をくぐりぬけたあと
その戦火そのものさえもが有りがたく思えることができるようになれば吉ですよね。
「私に眠っていた力を目覚めさせてくれたのは、あの戦火があったからこそ」と。
 
さて。
 
「書いてひとを癒す」
私の「丹田」からの声です。
「丹田」にあるエネルギーとつながって
「身体感覚とのワーク」のしかたについて
昨日の「インナーワークのクラス」でデモをしてお教えしていたときのこと。
そのエネルギーをイメージにたとえるならブラックホールや星雲の渦巻きのようでした。
そのエネルギーを「動作」にかえて表現していたら
まるで自動洗濯機がぐるぐる、左にまわったり、
右にまわったりのような回転のダンスになりました。
そこで「ふと」インスパイアされたのが
「シヴァ神」でした。
シヴァ神が炎の中心で躍っています。この炎の外にいると
私たちの人生がまるで翻弄されていたり、満たされないかんじったりします。
躍るシヴァ神になることができるとき、あなたは無意識の神とつながって
充足をかんじてストレスフリーの海を渡っていくことができます。
 
でたー!
トリックスターの御大!!
すかさず「回転のダンス」をくりかえしながら
私のなかの「シヴァ神」の声とつながります。
 
「わはは!わはは!愉快だ、ふりまわされていやがる!
もっと楽しんだたらいい!悲しいことも、苦しいことも、つらいことも!」
 
ええええ!
悲しいのに、苦しいのに、つらいのに、
それをどのようにして楽しめるというのですか??
 
質問を投げかけます。
 
「悲しみに打ちひしがれているキャラクターを書けばいい。
苦しさにもだえているキャラクターを書けばいい。
つらさにのみこまれて木端微塵になっているキャラクターを書けばいい。
そうすれば、楽しいだろう?わはは!
おまえが書こうとするな。
俺が書けば、楽しいものしかできない」
 
うわっ!まいりました!
「シヴァ神」の中心とつながらないかぎり
「シヴァ神」がやきこがそうとする
炎の輪のなかに押しやられてしまうというわけです。

逆に「シヴァ神」の中心とつながって
「シヴァ神」の化身として生きることができれば
人生に焼き焦がされるような思いを繰り返し
翻弄されることもなくなる、という算段です。

 
もう本当に私は「自分が恐れていたものを引き受けるのに抵抗」したり
「本質」につながれないまま日々をやりすごすことに
疲れ果ててしまったのです。
別キャラになったね、とひとからいわれようといわれまいがもうどうでもいい。
 
私はただ自分の「丹田」を中心にすえて
行動をつみかさねていけばいいだけなんだ、という境地にいたりました。
「シヴァ神」に私の肉体をおゆずりいたします。
 
万歳、おめでとう、新しい私の誕生です。

そういえば今朝の私の夢は

強盗に襲われ、負傷するものの、
台所から肉切り包丁を持ってきて
積年の恨みつらみをはらすかのごとく
めったうちに切り殺し倒しかえす、というものでした。

夢自我の私は「こわいよー」と怯えていましたが、
目覚めて分析する私は、自画自賛しました。

「いやー、強い人間になれたものだ。昔の夢のパターンだったら、
腕に羽根をはやして泣きながらお空に飛んで逃げていった
弱虫ちゃんだったのにね。
もはや、自分の中心をひとに譲らないタフネスが磨かれたサインだね」
と、新たな勇気が倍増したのでした。

そんなこんな。
このところはケースが終わってからの夜、
炊事を終えて、ほっとあたたかな紅茶にうるおってから
「五感にあふれだすもの」にしたがい
言葉をひたすら紡ぎ始めるーーー 
 
私のPCはなんと32インチテレビ。コンランショップで一目ぼれした
ムーンホワイトのツヤのある天板デスクは幅142cm。快適です。
この天板を見つめているとキャラクターたちが
次々に動いているのが浮かび上がってきます。
 
新しいライフスタイルが動き始めています。
 
ここでは結論だけをしれっと書いてます。
読んでくださっている方にしてみれば
理屈だけで受けとめることになるでしょうから
「そこまで方程式がわかっているのなら、とっととやってしまえばいいじゃん!」
と御思いかもしれないことは100も承知です。
が、
魂のテーマは本当に恐怖なのです。
「愛しすぎるゆえの恐れ」がつくった信念ですからね。
「死」に等しい恐怖です。

それを
いかに安心していただきながら
新しい境地へ橋を渡っていただくか」
これこそが、セラピストとしての腕の見せ所になるのですわ。
 
 
「愛とは何か?」「人生とは何か?」探求をはじめたきっかけは
30歳を目前にした離婚でした。そのとき手にした本が『愛への帰還』(マリアン・ウィリアムソン)。
1970年代の世界的ヒットセラー『奇蹟のコース』をわかりやすく説いた本でした。当時、ちんぷんかんぷんでした。
「どうしたらいいってこと?」と途方に暮れていましたが、
その6年後プロセスワークやユングの西洋錬金術のワークや身体感覚ほか夢のワークなどを通じて
、神秘主義がいわんとする世界をどのように現実化すればいいのかが、身を以てわかっていきました。
いまでは『奇蹟のコース』の表現として足りない部分を、クライアントの方にレッスンクラスで補いながら、
その世界観を実践していただくことができるようになりました。
すべての経験は点と点をつないでやがては一枚の大きな絵になっていく。
 
私はここの相克をおそらくひとの何十倍も理解しています。
 
魂の相克というカルマとも思われる
人生のトラップからいったいどのようにして抜け出たらいいのか?
 
 
私はこの問題で30年間も悩み苦しみ振り回されてきているからです。
それゆえ私のもとにおたずねくださる方は
魂のテーマをおもちの方が多いわけです。

(そうそう、ご自分の病気を治したいと思ったら、
その病気を治したひとのもとにいくのは有用ですよね。
病気は理屈や知性、理性、思考、科学も助けになりますが
それだけでも、どうにかなるものではないからです。
経験者にしかわからない世界が存在するからです)
 
悔しいなあと思うのは、
なぜか、クライアントの方のほうが私よりも早く
その道のひとになっていることです(笑)。

でも、ひとには100人100様のストーリーとタイミングがありますから。
自分だけの「本質」にしっかりとつながったら
あとはそれを信じて進みさえしていれば、
万事、順調なのです。
感謝☆
 
 
 
私の師匠の先生であるアーノルド・ミンデル氏の最新訳本。
アインシュタインの問い「神の心とは何か?」に対するアンサーとなっています。
おまけに、それを自らの内面に発見するためのエクササイズも満載。
そのあたりの「力(POWER)」は、上述してきたように体験的に既知なので
私としては再確認するといった感じですが
それ以上に、ミンデルさんの筆力の腕が前作にくらべてぐんとあがっているのに目を見張りました!
「あ、すごい。このかた、ものすごいていねいに極みの境地から筆をふるってる!」
こころをこめてつづられた細やかな文章というのは
言葉をこえて胸に強く響くものなのですね。序文を読んでいるだけでも感涙でした。
(あ、でも専門的なところが多いので入門者には私のいわんとするところまではわかりにくいかもしれません~。
私はミンデルさんの処女作から年次をおって拝読させていただいているから感じたところなのかも)

 
*****
私のおすすめのレッスンクラス

★ユングの錬金術のワーク 全11回 
人気!大好評!人生を豊かさにむかって大きく変容させたい方のためのエキサイティングなワークです。1500年代の西洋錬金術師たちが命を懸けてときあかした「魔法の絵」全10枚をぬるだけなのに、自分でも知らなかった自分の隠された秘密がつぎつぎにあぶりだされていく!!! そこで発見したものを統合しおえることができるとき、誰もが夢見ている「自己実現」が達成されて「永遠に枯れることのない、無尽蔵になる私だけのお金の木」を発見することができます。このワークがとりわけ響くのは、運命のいたずらにとことんまいってしまった方や、渇望感の強い方、本気で変わることを切望している方のように、お見受けしております。

★インナーワークのレッスン 全10回
「自分だけの無意識の神のこころ」に常にガイドされながら、オンリー1の人生を輝かせたいひとにおすすめします。私はこれをマスターしたおかげで「占い」が無用になりましたし、むしろ「占い」を超越して、「占い」のしめす枠組み以上の私になることができるようになりました! 
五感の各チャンネルから入ってくる「極微のエネルギー」をキャッチするトレーニング法、身体感覚、身体症状に隠されている秘密を探求する方法、並行世界への参入のしかたなど、その知覚力と、精神のより深いところからメッセージをくみあげる精度を高めるカギを伝授します。

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